折句三昧

土地ほめ 神ほめ よすがしるべの うたつづり

大阪市

大阪市東成区 比売許曽神社 あれなるは彼のさまかこのかみか

大阪府大阪市東成区 比売許曽神社 天探女によせ 下照比売命に奉る 直心にめづる殿御とこのかみとそもことごとにわかつものかは 790. ひたうらに めづるとのごと このかみと そもことごとに わかつものかは 直心に愛づる殿御と兄とそも尽に分かつ物かは ひ た…

摂津国風土記より難波高津 天降りこし彦と探女と舟ひとつ

摂津国風土記より難波高津(大阪府大阪市中央区) 天探女によせ 言祝く なにはさて宣くままにかつぎこし探女の海に楼家なみたつ 789. なにはさて のたまくままに かつぎこし さぐめのうみに ろうかなみたつ 何はさて宣く儘に担ぎ来し探女の海に楼家並み立つ …

京街道 終着ノ二 摂津国西成郡 高麗橋 伊勢もよし木曽もいやよし又つ旅

摂津国西成郡(大阪府大阪市) 高麗橋 言祝く たびのはて恋ほしなにわのうたかたに礼そながめむしばのみ惜しみ 716. たびのはて こほしなにわの うたかたに らいそながめむ しばのみおしみ 旅の果て恋ほし浪速の泡沫に礼そ詠めむ暫の身惜しみ たびのはて こ …

京街道 終着ノ一 摂津国東成郡 京橋 来し方に祖の手ならぬ道はなし

摂津国東成郡(大阪府大阪市) 京橋 言祝く 今日なるは茨の原に枝折らいし祖ゆり子らへわたす橋とそ 715. きょうなるは うばらのはらに しおらいし おやゆりこらへ わたすはしとそ 今日なるは茨の原に枝折らいし祖ゆり子らへ渡す橋とそ きょ うなるは うば …

のぞみ2号の旅 新大阪駅 08:40発

大阪府大阪市 東海道新幹線 新大阪駅 言祝く なにはあれ淀のむこうにさかえたる御地ふまぬはおしくあるかも 492. なにはあれ よどのむこうに さかえたる おんつちふまぬは おしくあるかも 何はあれ淀の向こうに栄えたる御地踏まぬは惜しくあるかも なにはあ…

大阪市 今宮戎神社 十日戎 宝恵駕籠の過ぎなばさびしもひとつせ

大阪市浪速区 今宮戎神社 十日戎 八重事代主大神に奉る 宝恵駕籠のにぎわいたつやいとまなみ祝うていかさま打つ初笑い 396. ほえかごの にぎわいたつや いとまなみ いおうていかさま うつはつわらい 宝恵駕籠の賑わい立つや暇無み祝うて如何様打つ初笑い ほ…

大阪市 堀川戎神社 十日戎 鈴やふれ祝いて鳴らせ宵えびす

大阪市北区西天満 堀川戎神社 十日戎 蛭児大神に奉る 祝り子の律儀の鈴もかぐらやな 咲て見てむか蛭子のきみにも 395. ほうりこの りちぎのすずも かぐらやな わろてみてむか ひるこのきみにも 祝り子の律儀の鈴も神楽やな 咲て見てむか蛭子の君にも ほ うり…

特別急行 白鳥 大阪-青森 なにわゆり北陸ぬけて陸奥の国

特別急行 白鳥 大阪-青森 名に寄せて日本武尊を偲ぶ おおいくさ逐いたつ氷禍あがれども御身くすめり白な智鳥は 245. おおいくさ おいたつひょうか あがれども おんみくすめり しらなちどりは 大軍逐い立つ氷禍上がれども御身くすめり白な智鳥は お おいく …

特別急行 つばめ 東京-大阪 国鉄栄光の超特急

特別急行 つばめ 東京-大阪 名に寄せて言祝く 小瀬を舞う尾われし鳥よ 里な軒貸しつかわそう 巣づけ妻児と 117. おぜをまう おわれしとりよ さとなのき かしつかわそう すづけつまごと 小瀬を舞う尾割れ/追われ し鳥よ里な軒貸し遣わそう巣付け妻児と お ぜ…

新大阪-佐世保 寝台特急あかつき3号は二度佐賀に停まる

寝台特急あかつき3号 新大阪-佐世保 名に寄せて言祝く 深々と溺るる老母 穏しき瀬 さきがけぬ今朝 彼はまだ明けず 110. しんしんと おぼるるろうぼ おだしきせ さきがけぬけさ かはまだあけず 深々と溺るる老母 穏しき瀬 先駆けぬ今朝 彼はまだ明けず しん …

特急まつかぜ4号 博多-新大阪 13時間の逢瀬

特急まつかぜ4号 博多-新大阪 名に寄せて言祝く 耳かすかすさぶる風砂たちてなお懸かる梢音 浜路やたのし 109. みみかすか すさぶるふうさ たちてなお かかるしょうおん はまじやたのし 耳微か荒ぶる風砂断ちて尚懸かる梢音 浜路や楽し みみかす か すさぶ…

寝台特急 日本海 大阪-青森 西辺の海は厳しく美しく

寝台特急 日本海 大阪-青森 名に寄せて言祝く いかにしかあらぶる水嵩 おおうしお悶えていわお凌じ尽きなむ 108. いかにしか あらぶるみかさ おおうしお もだえていわお りょうじつきなむ 如何ににしか荒ぶる水嵩 大潮悶えて巌凌じ尽きなむ いかにし か あ …

山陽・九州新幹線 さくら 新大阪-鹿児島中央 敷島の美し花

山陽・九州新幹線 さくら 新大阪-鹿児島中央 名に寄せて言祝く 春天下 温気にすごし溺るまま咲くや人中駆く花の王 106. しゅんてんか おんきにすごし おぼるまま さくやじんちゅう かくはなのおう 春天下 温気に過ごし溺るまま咲くや人中駆く花の王 し ゅん…