折句三昧

土地を讃め 神を讃め よすがしるべの 折句うた

宗像三女神

まみえては身を赤らめし紅葉かも

安芸国 宮島 厳島神社 紅葉山公園 市杵島姫命に奉る 足をなみきびすを噛むや野のもみじ目見をえぬまま朽ちゆくましじと 407. あしをなみ きびすをかむや ののもみじ まみをえぬまま くちゆくましじと 足を無み踵を噛むや野の紅葉目見を得ぬまま朽ち逝くまし…

あめみま助けよ祀られよ ひるめのむちの仰せなれ

宗像大社 ご祭神 宗像三女神 奉る 六ヶ岳に生さるる貴の高つ神 天孫まつる道主のむち 400. むつがたけに なさるるうずの たかつかみ あめみままつる みちぬしのむち 六ヶ岳に生さるる貴の高つ神 天孫祀る道主貴 む つがたけに な さるるうずの たか つかみ …

釣川の長太のいつく田島べり

宗像大社 田島 辺津宮 市杵島姫神に奉る 睦む海に流るる水のかたえなる市杵島姫いつく辺つ宮 399. むつむみに ながるるみずの かたえなる いちきしまひめ いつくへつみや 睦む海に流るる水の片方なる市杵島姫斎く辺つ宮 む つむみに な がるるみずの かた た…

次い女はつかずはなれず浮かれ坐し

宗像大社 大島 中津宮 湍津姫神に奉る 村わらべ夏七夕にかけはずみ湍津の姫の笑む中つ宮 398. むらわらべ なつたなばたに かけはずみ たぎつのひめの えむなかつみや 村童夏七夕に駆け弾み湍津の姫の笑む中つ宮 む らわらべ な つたなばたに か けはずみ た …

神つ島おみなこのただひとはしら

宗像大社 沖ノ島 沖津宮 田心姫神に奉る 無垢なるは波のへだつる神つ島 田心の姫のます沖つ宮 397. むくなるは なみのへだつる かみつしま たごりのひめの ますおきつみや 無垢なるは波の隔つる神つ島 田心の姫の坐す沖つ宮 む くなるは な みのへだつる か …

たのしからむ さびしからむ あねいもうとのかげをなみ

羽咋市吉崎町 湍津姫神社 湍津姫に奉る おろちすむ湖潟干して地掻く里に湍津の比売はひとり暮らしけり 392. おろちすむ うみがたほして ちがくさとに たけつのひめは ひとりくらしけり 大蛇棲む湖潟干して地掻く里に湍津の比売は一人暮らしけり お ろちすむ …

市杵島姫命、なる

田島 辺津宮の比売 市杵島姫 誓ふ 斎みあれば近つ湊に来立ち召し島へつ見やる比売のすえなれ 329. いみあれば ちかつみなとに きたちめし しまへつみやる ひめのすえなれ 斎み在れば近つ湊に来立ち召し島辺津見やる比売の末なれ い みあれば ち かつみなとに…

湍津姫神、なる

大島 中津宮の比売 湍津姫 誓ふ 中つ海にたどほく浮ける玉体もつぶらかにます比売のなかなれ 328. なかつみに たどほくうける ぎょくたいも つぶらかにます ひめのなかなれ 中つ海にたどほく浮ける玉体も円らかに坐す比売の中なれ なかつみに た どほくうけ…

田心姫神、なる

沖ノ島 沖津宮の比売 田心姫 誓ふ 沖津ゆりたまゆらさかる御座船に稜威わたらす比売のかみなれ 327. おきつゆり たまゆらさかる ござぶねに りょういわたらす ひめのかみなれ 沖津ゆり玉響離る御座船に稜威渡らす比売の上なれ おきつゆり た まゆらさかる ご…

宗像三女神、なる

天孫奉り祭らるる三女神 道主貴 宗像神 誓ふ むす波の並みの果てしにかしこめばたまも潮つく海つ比売しなれ 326. むすなみの なみのはてしに かしこめば たまもしおつく みつひめしなれ 生す波の並みの果てしに畏めば珠も/玉裳潮漬く海つ比売しなれ む すな…