折句三昧

土地を讃め 神を讃め よすがしるべの 折句うた

東京都

のぞみ2号の旅 終着駅 東京 11:13着

東京都千代田区 東海道新幹線 東京駅 言祝く 西むこう間近く皇居ありますと耳にはしれど目にはしかざり 497. にしむこう まぢかくこうきょ ありますと みみにはしれど めにはしかざり 西向こう間近く皇居在り坐すと耳には知れど目には敷かざり にしむこ う …

のぞみ2号の旅 品川駅 11:06発

東京都港区 東海道新幹線 中央新幹線 品川駅 言祝く 広重の日之出の青にわざむすぶ長鼻駕籠の始発なるらし 496. ひろしげの ひのでのあおに わざむすぶ ながはなかごの しはつなるらし 広重の日之出の青に技結ぶ長鼻駕籠の始発なるらし ひろしげの ひのでの…

錦糸町駅 錦糸公園 乙酉の年 弥生十日 めでたきことのなにもなし

JR東日本 錦糸町駅 東京都墨田区 錦糸公園 焼かれし祖を思う 欣紀さり しきてそ花のちりぬべき よすがの祖を埋ずみましつつ 469. きんきさり しきてそはなの ちりぬべき よすがのおやを うずみましつつ 欣紀さり 布きてそ花の散りぬべき 縁の祖を埋ずみ増し…

千代田区九段 築土神社 そなたもすめらともうすにや

東京都千代田区九段 築土神社 天津彦火邇々杵尊に奉る 九十九の代くだれば反りも鈍すらし あいまつらるるすめふたはしら 468. つくものよ くだればそりも どんすらし あいまつらるる すめふたはしら 九十九の代下れば反りも鈍すらし 相祀らるる皇二柱 つ く …

大國魂大神こそ

府中 大國魂神社 武蔵国の守り神 大國魂大神 誓ふ 御輿においでたまわばくらやみもにきびてわたす多摩の神なれ 453. おんこしに おいでたまわば くらやみも にきびてわたす たまのかみなれ 御輿にお出で賜わば暗闇も和びて渡す多摩の神なれ お んこしに お …

小平市小川町 明暦二年(1656年)九郎兵衛 武蔵野台地をひらく

東京都小平市小川町 小川九郎兵衛 小川用水 小川新田 言祝く 拝めかし わびし原野に千代の里うまずひらきし祖つらの道 437. おがめかし わびしはらのに ちよのさと うまずひらきし おやつらのみち 拝めかし 侘し原野に千代の里倦まず拓きし祖連の道 おが め…

小平市小川町 小平神明宮 幼なごのあめてらしけり やわらかに

東京都小平市小川町 小平神明宮 小平神明幼稚園 言祝く 子は国の大珠よ かぼそき濫觴も大河みたする子よ いつきなな 436. こはくにの だいじゅよかぼそき らんしょうも だいかみたする こよいつきなな 子は国の大珠よ か細き濫觴も大河満たする子よ 斎きなな…

東京都小平市小川町 小平神明宮 開拓の労を見守りてしか

東京都小平市小川町 小平神明宮 天照皇大神に奉る 木高きは郎子ひらく新田の芽い生す貴の寓処なりけり 435. こだかきは いらつこひらく しんでんの めいなすむちの ぐうかなりけり 木高きは郎子開く新田の芽い生す貴の寓処なりけり こだ かきは いら つこひ…

東京都 八王子市 牛頭天王の王子を祀れば

東京都 八王子市 言祝く ちはやぶる御疫神の生まう子の慈護負う爾地は八尺み八尋み 434. ちはやぶる おんやくがみの うまうこの じごおうじちは やさかみやひろみ 千早振る御疫神の生まう子の慈護負う爾地は八尺み八尋み ちは やぶる お んやくがみの う ま…

東京都中央区 日本橋 にっぽんのみちのはじめ

東京都中央区 日本橋 言祝く ほにめでた 万国万戸しらしめす万道の祖よ おのづ旅なれ 429. ほにめでた ばんこくばんこ しらしめす ばんじのおやよ おのづたびなれ ほにめでた 万国万戸知らしめす万道の祖よ 己づ旅なれ ほに めでた ばん こくばんこ し らし…

東海道新幹線 始発 東京駅 半月を二刻にたたむのぞみ旅

東海道新幹線 始発 東京駅 言祝く うむがしや 世は置き去りに来しの果て 心はさきがけ疾きめかざるや 425. うむがしや よはおきざりに きしのはて うらはさきがけ ときめかざるや うむがしや 世は置き去りに来しの果て 心は先駆け疾きめかざるや う むがしや…

千代田区外神田 神田明神 大な柱少な柱と睦びあれ

千代田区外神田 神田神社(神田明神) 大己貴大神に奉る 上つ江戸は大吉なるや仁慈めす和らげの神まつりしあれば 413. かんつえどは だいきちなるや じんじめす やわらげのかみ まつりしあれば 上つ江戸は大吉なるや仁慈めす和らげの神祀りしあれば かん つ…

府中市 大國魂神社 馬に蹴らるるどちは絶えざり 遠ちも此ちも

武蔵国総社 府中市 大國魂神社 大國魂大神に奉る ふくさなる地祇にまみゆる行き交いの馬見もたのしたまの宮なれ 385. ふくさなる ちぎにまみゆる ゆきかいの うまみもたのし たまのみやなれ ふくさなる地祇に見ゆる行き交いの馬見も楽し魂/多摩の宮なれ ふ …

代々木駅 業界に盛衰あれど町の名はかわらず

山手線 代々木駅 学生の街 予備校の街 言祝く 学功をよく修めてや世に出むと暁闇に起つ夢の八衢 253. がくこうを よくおさめてや よにでむと ぎょうあんにたつ ゆめのやちまた 学功を能く修めてや世に出むと暁闇に起つ夢の八衢 がくこうを よ くおさめてや …

五反田駅 ねむの木の庭 夢におとなえ ねむ花児

山手線 五反田駅 ねむの木の庭 言祝く 夏来なば暖紅の花や畳なわれ 郷家に遠き眠の庭にも 252. なつきなば だんくのはなや たたなわれ ごうかにとおき ねむのにわにも 夏来なば暖紅の花や畳なわれ 郷家に遠き眠の庭にも つきなば だん くのはなや た たなわ…

日暮里駅 太田道灌像 みのひとつ なくてみのるや うたごころ

山手線 日暮里駅 太田道灌像 言祝く にわか雨 ぽつとおぼゆる里下の縁 一枝の露そ道に灌ける 251. にわかあめ ぽつとおぼゆる りかのえに いっしのつゆそ みちにそそける 俄か雨 ぽつと覚ゆる里下の縁 一枝の露そ道に灌ける に わかあめ ぽつ とおぼゆる り …

山手線 田町-品川 港区三田 御田八幡神社 陸蒸気は海の上

田町-品川 御田八幡神社 往時を偲び言祝く 乳子あやし詣づる清げなたおやめが鳥たつみぎわ御田八幡宮 178. ちごあやし まづるきよげな たおやめが とりたつみぎわ みたはちまんぐう 乳子あやし詣づる清げな手弱女が鳥発つ汀 御田八幡宮 ち ごあや し ま づ…

詠題 電車 2015年 山手線 E235系 デビュー

詠題 電車 205系から30年 E231系から13年 やがてくる真新しきにのぼせたる鉄道少年線細くあり 128. やがてくる まあたらしきに のぼせたる てつどうしょうねん せんほそくあり やがて来る真新しきに逆上せたる鉄道少年線細く在り や がてくる ま あたらしき…

特別急行 つばめ 東京-大阪 国鉄栄光の超特急

特別急行 つばめ 東京-大阪 名に寄せて言祝く 小瀬を舞う尾われし鳥よ 里な軒貸しつかわそう 巣づけ妻児と 117. おぜをまう おわれしとりよ さとなのき かしつかわそう すづけつまごと 小瀬を舞う尾割れ/追われ し鳥よ里な軒貸し遣わそう巣付け妻児と お ぜ…

寝台特急 さくら 東京-長崎 中つ国の美し花

寝台特急 さくら 東京-長崎 名に寄せて言祝く 東風のあと樹には瑞桜さかり咲き雅致もて憂き世なぎさせたまう 107. こちのあと きにはずいおう さかりざき がちもてうきよ なぎさせたまう 東風の後 樹には瑞桜盛り咲き雅致以て憂き世凪ぎさせたまう こちのあ…

JR東日本 山手線 皇宮くくる銀環路

JR東日本 山手線 言祝く 春告ぐや 御所な築山うぐいすのうたを偲びて四方をば馳せん 093. はるつぐや ごしょなつきやま うぐいすの うたをしのびて よもをばはせん 春告ぐや御所な築山 鶯の唄を偲びて四方をば馳せん はるつぐ や ごしょなつきや ま うぐいす…

山手線 品川駅 測量基点 高輪大木戸 山手線一周の始点は終点

山手線 品川駅 高輪大木戸 伊能忠敬翁を偲ぶ 四分儀を嘗めておさめし学の花 わたつかみらが秘せし島ぎわ 092. しぶんぎを なめておさめし がくのはな わたつかみらが ひせししまぎわ 四分儀を嘗めて修めし学の花 海つ神が秘せし島際 し ぶんぎを な めておさ…

山手線の旅 品川-田町

山手線の旅 品川-田町 旅のはじめを言祝く 宿々となおりて詠まむ賀しのうた わたすしきしま大木戸の道 091. しゅくしゅくと なおりてよまむ がしのうた わたすしきしま おおきどのみち 宿々/粛々と直りて/名折りて 詠まむ賀詞/しの歌渡す敷島大木戸の道 し …

山手線 品川駅 御殿山 わらべごの笑みあふるるや

山手線 品川駅 御殿山 慰め言祝く 國のため身を棄ててなおさかる庭 あどなき花が咲いてあるらし 090. くにのため みをすててなお さかるにわ あどなきはなが わらいてあるらし 國の為身を棄てて尚盛る庭あどなき花が咲いてあるらし くにのため みをすててな…

品川駅 高輪神社 山手線 名折りの旅のはじまり

山手線 品川駅 高輪神社 往時を偲び言祝く 汐を背になおらせたまえと願かけて若子が頼みや高輪鎮守 089. しおをせに なおらせたまえと がんかけて わこがたのみや たかなわちんじゅ 汐を背に 治らせ/名折らせ 給えと願掛けて若子が頼みや高輪鎮守 し おをせ…

山手線 大塚駅 八犬伝 あさけのも出番まだかと化粧づく

山手線 大塚駅 言祝く 落ち遠き翁語りは続けども禍厄の祓いは此にたちそめき 088. おちとおき おきながたりは つづけども かやくのはらいは こにたちそめき 落ち遠き翁語りは続けども禍厄の祓いは此に起ち初めき お ちとおき お きながたりは つ づけども か…

山手線 田町駅 芝浜 博徒「隼の七」 高座では三木助を名乗る

山手線 田町駅 芝浜 言祝く 七の字が晩節かざる匠技 まざとえがけば千代の芝浜 087. しちのじが ばんせつかざる たくみわざ まざとえがけば ちよのしばはま 七の字が晩節飾る匠技まざと描けば千代の芝浜 し ちのじが ば んせつかざる た くみわざ ま ざとえ…

山手線 浜松町駅 旧芝離宮恩賜庭園 大君の行幸を偲べど

山手線 浜松町駅 旧芝離宮恩賜庭園 偲び寂しむ 離れ宮 ままにのぼりし築山の千代を籠むれど海そ見えざる 086. はなれみや ままにのぼりし つきやまの ちよをこむれど うみそみえざる 離れ宮ままに上りし築山の千代を籠むれど海そ見えざる は なれみや まま …

山手線 新橋駅 C11 292号機 姫路育ちの姫を祀る

山手線 新橋駅 C11 292号機 慰む ともがらは故郷に眠りし暮れの寒 汽笛ひびけば哀ときこえし 085. ともがらは くににねむりし くれのかん きてきひびけば あいときこえし 輩は故郷に眠りし暮れの寒 汽笛響けば哀と聞こえし ともがらは くににねむり し くれ…

山手線 有楽町駅 1957年 そごう開店 地を讃めあげし流行歌

山手線 有楽町駅 1957年 そごう開店 往時をしのぶ ゆかばやとうきたつ子らはラジオまねくちずさみつつ夜さり深む 084. ゆかばやと うきたつこらは らじおまね くちずさみつつ ようさりふかむ 行かばやと浮き立つ子らはラジオ真似口ずさみつつ夜さり深む ゆ …