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折句三昧

土地を讃め 神を讃め よすがしるべの 折句うた

月読命、なる

夜の食国の神 月の神 月読命 誓ふ 尽きし日の繰れり暮るれば夜を暗みみかげたまわる月し神なれ 302. つきしひの くれりくるれば よをくらみ みかげたまわる つきしかみなれ 尽きし日の繰れり暮るれば夜を暗み御影賜る月し神なれ つ きしひの く れりくるれば…

天照大神、なる

日の神 皇祖神 天照大神 誓ふ あさけふるまほらの伊勢に天威さし爛とかがようすめらかみなれ 301. あさけふる まほらのいせに てんいさし らんとかがよう すめらかみなれ 朝明降るまほらの伊勢に天威射し爛と耀う皇神なれ あ さけふる ま ほらのいせに て ん…

へその子を半身にかくす夏越し舞

筑豊本線 鯰田駅 皇祖神社 夏越しの獅子舞 言祝く 夏越しの祭りの舞はずしやかにたのしかるらし皇母子も 289. なごししの まつりのまいは ずしやかに たのしかるらし すめらははこも 夏越しの祭りの舞はずしやかに楽しかるらし皇母子も な ごししの ま つり…

日本武尊 神武帝ゆかりの筑紫洲に立つ

筑前国 鞍手郡 植木村(現直方市植木) 往古を偲ぶ 筑紫洲に熊襲猛れば小碓とう磐余彦がすえ陣をかまえき 284. つくししまに くまそたければ おうすとう いわれひこがすえ じんをかまえき 筑紫洲に熊襲猛れば小碓とう磐余彦が末陣を構えき つくししまに くま…

小碓命 熊襲たける筑紫洲に陣をしく

筑豊本線 筑前植木駅 御山神社 地名の由緒を言祝く 築陣の前途の武功謳われし帰営の皇子の生うすとうらし 283. ちくじんの ぜんとのぶこう うたわれし きえいのみこの おうすとうらし 築陣の前途の武功謳われし帰営の皇子の生うすとうらし ちく じんの ぜん …

后は嘆声 熊鰐は冷や汗

筑豊本線 二島駅 江川 魚鳥池 往古を偲ぶ 干る潮の祟れば熊鰐の神供なす まかなし鳥よ魚よつどわな 276. ふるしおの たたればわにの じんぐなす まかなしとりよ さかなよつどわな 干る潮の祟れば熊鰐の神供なす まかなし鳥よ魚よ集わな ふ るしおの た たれ…

おもてにはくきの海 かえりみてはさくら花

筑豊本線 藤ノ木駅 白山神社 赤島町西公園 言祝く 菊理とうのののひめごも地の花をふりみる丘か西つ赤島 274. きくりとう のののひめごも じのはなを ふりみるおかか にしつあかしま 菊理とうののの媛御も地の花を振り見る丘か西つ赤島 き くりとう の のの…

なにわゆり北陸ぬけて陸奥の国

特別急行 白鳥 大阪-青森 名に寄せて日本武尊を偲ぶ おおいくさ逐いたつ氷禍あがれども御身くすめり白な智鳥は 245. おおいくさ おいたつひょうか あがれども おんみくすめり しらなちどりは 大軍逐い立つ氷禍上がれども御身くすめり白な智鳥は お おいく …

北九州 上古の英雄

熊手宮 崗の県主の祖 熊鰐 奉る くきの海にますらおのこの出にしけり崗も喰らえば熊鰐とよぶらし 239. くきのうみに ますらおのこの でにしけり おかもくらえば わにとよぶらし 洞海にますら益荒男の出にしけり崗も喰らえば熊鰐と呼ぶらし く きのうみに ま …

路におわすは おおたのみことか猿田の神か

興玉神 おきたまのかみ 奉る 遠つ祖の置きたまいたる野の石にかしこみ拝む道すがらかも 237. とおつおやの おきたまいたる ののいしに かしこみおがむ みちすがらかも 遠つ祖の置き賜いたる野の石に畏み拝む道すがらかも とおつおやの おきたま いたる の の…

街道筋の傘の下 赤い鳥居の猿田彦

黒崎 くまで通り商店街 興玉神 言祝く 熊手路に詣で来るたびのどちひとり興玉さまやりはつなるかも 236. くまでじに までくるたびの どちひとり おきたまさまや りはつなるかも 熊手路に詣で来る度/旅のどち一人興玉様や利発なるかも く までじに まで くる…

かしこき船むら みちびけば ほまれはじなき 熊つ鰐

遠賀川 崗の水門 言祝く すめら帆船 熊鰐の手引けば凱波たつ眼処も蒼き崗の水門よ 231. すめらほぶね わにのたびけば がいはたつ がんかもあおき おかのみなとよ 皇帆船 熊鰐の手引けば凱波立つ眼処も蒼き崗の水門よ すめらほぶね わ にのたびけば が いはた…

綿つ飴生すごとく生す大八洲

伊邪那岐 伊邪那美 国産み 言祝く 厳し矛ゆ ざざむす四海和ぐるわざ巍々たる島な凝らる国生み 229. いかしほこゆ ざざむすしかい なぐるわざ ぎぎたるしまな こらるくにうみ 厳し矛ゆ ざざむす四海和ぐる業 巍々たる島な凝らる国生み い かしほこゆ ざ ざむ…

御饌津神(みけつかみ) 三狐神(みけつかみ)

稲荷神 宇迦之御魂(うかのみたま) 奉る 旨炊きの禾の実つややと見惚るれば賜ぶしゃもじにもます正一位 228. うまだきの かのみつややと みとるれば たぶしゃもじにも ますしょういちい フル漢字 う まだきの かの みつややと み とるれば た ぶしゃもじに…

火もそこなわぬ山つ神の花の比売

浅間の神 木花咲耶姫 奉る 残りなく果て往く人の情けにそ久世の桜は八重と咲きなむ 227. のこりなく はてゆくひとの なさけにそ くせのさくらは やえとさきなむ 残りなく果て往く人の情けにそ久世の桜は八重と咲きなむ のこ りなく は てゆくひとの なさ け…

幼子は 楽しまなも 笑わなも

山口県下関市 唐戸市場 言祝く 水天の眉もひらくや八丁浜ふくもかいつぐ此は唐戸市 221. すいてんの まゆもひらくや はっちょはま ふくもかいつぐ こはからといち 水天の眉も開くや八丁浜福/河豚も買い継ぐ此は唐戸市 すいてんの まゆもひらく や はっちょは…

琵琶湖に浮かぶ姫の首

滋賀県長浜市 竹生島 都久夫須麻神社 言祝く 刎ねられし姫のこうべがおく島もうかぶ淡海やみもろしずます 216. はねられし ひめのこうべが おくしまも うかぶあうみや みもろしずます 刎ねられし姫の首が招く島も浮かぶ淡海や御諸鎮坐す はねられ し ひめの…

潮干狩る鳥居埋みしアスファルト

千葉県千葉市 稲毛浅間神社 ご祭神二柱に奉る 海や遠ち稲毛野にしば咲くはなも潮音をおもう此のににぎしさ 214. うみやおち いなげのにしば さくはなも しおねをおもう このににぎしさ 海や遠ち稲毛野に暫咲く花も潮音を思う此の賑々しさ うみやお ち いなげ…

世界はひとつじゃないし 家には鍵をかけるけど

神武天皇 神日本磐余彦尊 中州(うちつくに)平定 言祝く 橿の令むすべばいざわ八重とあれまほら和つ霊とよむ玉鉾 190. かしのれい むすべばいざわ やえとあれ まほらにきつひ とよむたまほこ 橿の令結べばいざわ八重と在れまほら和つ霊豊む/響む玉鉾 か し…

神話は神話 拠るにも咎むるにも能わず

神功皇后 息長帯比売命 三韓征伐 言祝く 沖かなた伽羅の海原なぎふせし凱征后妃いさおなひろめ 189. おきかなた きゃらのわたはら なぎふせし がいせいこうひ いさおなひろめ 沖彼方伽羅の海原薙ぎ伏せし凱征后妃功名広め お きかな た き ゃらのわたは ら …

洞海湾を経て皇后崎へ

神功皇后 息長帯比売命 皇后崎 言祝く 崗あがた記紀の潮ばら波退きし岸地の石碑よすがをとどめ 188. おかあがた ききのしおばら なみひきし がんちのせきひ よすがをとどめ 崗県記紀の潮原波退きし岸地の石碑縁を留め お かあが た き きのしおば ら な みひ…

休地にぽつりと皇后上陸の碑

北九州市八幡西区 皇后崎 神功皇后上陸の地 往古を偲ぶ こに継ぐはうみのいさおの凱歌あげさきに名遺す后のほまれそ 179. こにつぐは うみのいさおの がいかあげ さきになのこす きさきのほまれそ 此/子 に継ぐは 海/産み の功の凱歌上げ先に名遺す后の誉れ…

夢に出でます天神さま

筑豊電鉄 新木屋瀬電停 扇天満宮 由緒に近隣の児童施設を重ねて言祝く 夢の瀬のさめてみのるや安寝の子 扇天神そいてみもりし 175. ゆめのせの さめてみのるや やすいのこ おうぎてんじん そいてみもりし 夢の瀬の覚めて実るや安寝の子 扇天神添いて見守りし…

赤間への道は渡し舟

筑豊電鉄 遠賀野電停 街道追分 興玉神社 往時を偲ぶ 降ればなお先を憂えん旅人がたよるなじみの猿田彦さま 174. ふればなお さきをうれえん たびびとが たよるなじみの さるたひこさま 降れば尚先を憂えん旅人が頼る馴染みの猿田彦様 ふればな お さきをうれ…

凱旋皇后たちあかしの森

筑豊電鉄 楠橋電停 廣旗八幡宮 往古を偲ぶ 明ケ森や祝夜とさかる万古の火すめらきさきの髪も明かすか 172. あけがもりや しゅくやとさかる ばんこのひ すめらきさきの くしもあかすか 明ケ森や祝夜と盛る万古の火 皇后の髪も明かすか あけがもりや し ゅくや…

大姐の沓音たどる熊の崎

筑豊電鉄 萩原電停 皇后崎 往古を偲ぶ 白華咲く銀の海原わくる比売の来儀つたうる名そ皇后崎 154. はっかさく ぎんのうなばら わくるひめの らいぎつたうる なそこうがさき 白華咲く銀の海原分くる比売の来儀伝うる名そ皇后崎 は っかさく ぎ んのうなばら …

ひもろぎいわさか遺る元王子神社

筑豊電鉄 熊西電停 一宮神社 伝承を偲び言祝く 久遠だち詣でる后も にびのたま敷くひもろぎにいわれ偲ぶや 153. くおんだち までるきさきも にびのたま しくひもろぎに いわれしのぶや 久遠経ち詣でる后も鈍の玉敷く神籬に謂れ偲ぶや く おんだち ま でるき…

流され結ぶえびす信心

蛭子神 恵比須 言祝く 引く潮に流児の舟路は忽と絶えほまれと結び満ちてそもどす 152. ひくしおに るこのふなじは こつとたえ ほまれとむすび みちてそもどす 引く潮に流児の舟路は忽と絶え誉れと結び満ちてそ戻す ひ くしおに る このふなじは こ つとた え…

誰しもの側にもおわす導きの神

猿田彦 言祝く さきだちて縷系が父祖のたどるみち ひきみちびける此ぞ中つ国 140. さきだちて るけいがふその たどるみち ひきみちびける こぞなかつくに 先立ちて縷系が父祖の辿る道 引き導ける此ぞ中つ国 さ きだちて る けいがふその た どるみち ひ きみ…

威圧交渉もただは譲らず

大国主 国譲りと出雲大社 言祝く おしげなく恩地くださる国ゆずり 額もみあおぐ神居をえたり 137. おしげなく おんちくださる くにゆずり ぬかもみあおぐ しんきょをえたり 惜しげ無く恩地下さる国譲り 額も見仰ぐ神居を得たり お しげなく お んちくださる …

頑堅荘厳の美 天孫はわきまえず

磐長姫(いわながひめ) 言祝く 磯つちをわくる波にもながされぬ干潮の磐こそめでたかりけれ 122. いそつちを わくるなみにも ながされぬ ひしおのいわこそ めでたかりけれ 磯地を分くる波にも流されぬ干潮の磐こそめでたかりけれ い そつちを わ くるなみに…

命数さだめし岳父の呪言

大山祇(おおやまつみ)神 かしこむ 惜しけくは親が結びにまつろわず露と儚き身の余生なれ 121. おしけくは おやがむすびに まつろわず つゆとはかなき みのよせいなれ 惜しけくは親が結びに服わず露と儚き身の余生なれ お しけくは おや がむすびに ま つろ…

比売と磯良とふたつの珠

海の中道 奈多 神功皇后伝承 説話を言祝き、阿曇磯良神、潮盈珠、潮乾珠にかしこむ ちはやぶる神に玉借る奈多の浦みのりたまうや姥がいさおし 030. ちはやぶる かみにたまかる なたのうら みのりたまうや うばがいさおし 千早振る神に玉借る奈多の浦実り給う…

江戸城の鬼門を守る神やしろ

平成27年 神田明神遷座400年にことよせて 一乃宮 大己貴さま 二乃宮 少彦名さまを言祝く おさめ鉾おきて語らひなすきずな結び紐とく地を国となす 三乃宮 平将門さまを言祝く 国が獅子美鬣いさおな牙貌なり爪は捕り方鉤は狩り方 大己貴さまの説話を言祝く 陸…

猿女御の舞いて暇なき中つ国

天照大神 岩戸隠れ 神記を偲ぶ あかさずもままたるままを手あませば楽たる鼓笑隙をはしらす 024. あかさずも ままたるままを てあませば らくたるこしょう すきをはしらす 開かさずも儘たる儘を手余せば楽たる鼓笑隙を走らす あ かさずも ま またるままを て…

榊内侍は平家の姫なれ

永犬丸 榊姫神社 言祝く 隠らるる姫がこいざまおみなこのこしけのやまいすくわせたまえ 013. かくらるる ひめがこいざま おみなこの こしけのやまい すくわせたまえ 隠らるる姫が請いざま女子の帯下の病救わせたまえ かくらる る ひめがこいざ ま おみなこ …