折句三昧

土地を讃め 神を讃め よすがしるべの 折句うた

題詠み

むやみに うごいては いけない

ドラゴンクエスト2 サマルトリアの王子 すけさんを偲ぶ あわざれば とりもあえずに るろうのと まてよ なにゆえ さまようや きみ 194. あわざれば とりもあえずに るろうのと まてよなにゆえ さまようやきみ 逢わざれば 取りも敢えずに 流浪の途 待てよ何故 …

声をひそめて 赤ボタン 再生ボタンの同時押し

詠題 声 ふるきにも よきことありと くぐもるこえの あたたかさ 彼の岸へ急きてぞ渡りつる人の遠き日の声テープに唄えり 130. かのきしへ せきてぞわたり つるひとの とおきひのこえ てーぷにうたえり 彼の岸へ急きてぞ渡りつる人の遠き日の声テープに唄えり…

ささぐるばかりの熨斗袋

詠題 結婚 気のすすまない宴席を 呪詛も吐かずに埋めたのだから 破婚の折には溜飲下がる 不幸話のひとつやふたつ 聞かせてくれてもいいだろう 啓示なくつがい結びし今生も宿世の縁の兆しなれかし 129. けいじなく つがいむすびし こんじょうも しゅくせのえ…

2015年 山手線 E235系 デビュー

詠題 電車 205系から30年 E231系から13年 やがてくる真新しきに乗らむとす鉄道少年線細くあり 128. やがてくる まあたらしきに のらむとす てつどうしょうねん せんほそくあり やがて来る真新しきに乗らむとす鉄道少年線細く在り や がてくる ま あたらしき…

無縁の歌

詠題 はつこい つみなきみには むなしきうたかな 花手折る罪おぼえしか校庭の池に影さす楡の古木は 127. はなたおる つみおぼえしか こうていの いけにかげさす にれのこぼくは 花手折る罪覚えしか校庭の池に影差す楡の古木は は なたおる つ みおぼえしか …

来し方たどれば旅の果て

詠題 ふるさと ゆめいだきて わかつくびき ゆめやぶれて たどるよすが 富貴追いし流浪のはてに悟り悔ゆ 遠き日にこそよきもののあれ 126. ふきおいし るろうのはてに さとりくゆ とおきひにこそ よきもののあれ 富貴追いし流浪の果てに悟り悔ゆ 遠き日にこそ…

あしたのことは忘れたきかな

詠題 曜日 げつかすいよう やすんでいても もくきんどよう なまけていても はたらくものか にちようび にくらしき朝起もなんぞ夜をふかし憂き世忘らめ美酒に溺れつ 125. にくらしき ちょうきもなんぞ よをふかし うきよわすらめ びしゅにおぼれつ 憎らしき朝…

人は花を儚み 桜木は人を儚む

詠題 さくら いのちみじかき ひとのこが ちるをおしめる さくらのはなは としがめぐれば またさきほこる わらべのやがて おきなとなりて ついにははいと みまかりたれば はなはたむけに そのみをちらす あたらいのちの ほろほろと はかなくちるや ほろほろと…

むさぼり喰らう やわ白き玉

詠題 たまご 折り詠む 湯の獄を出て殻剥がれたるに塩まぶし大蛇がごとく食みおり 123. ゆのごくを でてからはがれ たるにしお まぶしおろちが ごとくはみおり 湯の獄を出て殻剥がれたるに塩塗し大蛇が如く食みおり ゆ のごくを で てからはがれ た るにしお …

産土高むる東村山音頭

詠題 印象に残る新人 志村けん氏にて試む 結ばれし下唇もゆるむ見目朗ら 笑みもさきがけへんなおじさん 099. むすばれし かしんもゆるむ みめほがら えみもさきがけ へんなおじさん 結ばれし下唇も緩む見目朗ら 笑みも先駆け変なおじさん むすばれ し かしん…

犬が好き? 猫が好き?

詠題 猫派か犬派か 沓冠にこたえをひそむ 遺漏なき主に牙なす頑物も好けばわが真子来ませともに寝 042. いろうなき ぬしにきばなす がんぶつも すけばわがまこ きませともにね 遺漏なき主に牙なす頑物も好けば我が真子 来ませ共に寝 い ろうな き ぬ しにき…

日々は豊かに涙は深く

詠題 卒業 折り詠む 双眸に露あふるるも僥倖ぞよき日の多く得ればこそ染め 041. そうぼうに つゆあふるるも ぎょうこうぞ よきひのおおく うればこそしめ 双眸に露溢るるも僥倖ぞ 良き日の多く得ればこそ染め そ うぼうに つ ゆあふるるも ぎ ょうこうぞ よ …