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折句三昧

土地を讃め 神を讃め よすがしるべの 折句うた

幼帝もしばくつろぐや柳御所

鹿児島本線 大里駅(現門司駅) 御所神社 慰む 出し風に斎垣こえゆく柳絮にそ君が魂つみ都路おくらむ 249. だしかぜに いかきこえゆく りゅうじょにそ きみがたまつみ みやこじおくらむ 出し風に斎垣越え行く柳絮にそ君が魂積み都路送らむ だ しかぜに い か…

薩摩さす軌条400粁

鹿児島本線 門司港駅 言祝く 廻りの而後くくりゆく構廊に打ちたつ標そ零哩をのらす 248. もとおりの じごくくりゆく こうろうに うちたつしるべそ れいりをのらす 廻りの而後潜り行く構廊に打ち立つ標そ零哩を宣らす も とおりの じ ごくくりゆく こ うろう…

緑青葺く海ぎわの重要文化財

鹿児島本線 門司港駅 言祝く モダンとう時宜にそぐわぬこしらえもうべみいれたる駅の旧さよ 247. もだんとう じぎにそぐわぬ こしらえも うべみいれたる えきのふるさよ モダンとう時宜にそぐわぬ拵えも宜見入れたる駅の旧さよ も だんとう じ ぎにそぐわぬ …

赤い客車の嚆矢も終焉も

国鉄50系客車 於門司港駅 慰む ヤマ筋に初をささげし紅顔も時々に褪せゆき靄にや果つる 181. やますじに ういをささげし こうがんも じじにあせゆき もやにやはつる ヤマ筋に初を捧げし紅顔も時々に褪せゆき靄にや果つる やますじに う いをささげし こ うが…

駅弁売りは歩廊に謡う

鹿児島本線 折尾駅 言祝く おりてしな喨々謡う音声の腹にひびけばかしわめしひとつ 105. おりてしな りょうりょううたう おんじょうの はらにひびけば かしわめしひとつ 降りてしな喨々謡う音声の腹に響けばかしわめし一つ お りてしな り ょうりょううたう …

製鉄の駅にジュラ紀の落し物

鹿児島本線 八幡駅 旧駅舎の自然史博物館を偲ぶ やわらかき肌を噛み裂く太古竜アロサウルスは宿を替えたり 053. やわらかき はだをかみさく たいこりゅう あろさうるすは やどをかえたり 柔らかき肌を噛み裂く太古竜アロサウルスは宿を替えたり や わらかき …