折句三昧

土地を讃め 神を讃め よすがしるべの 折句うた

国端の炭都をつなぐ複線路

平成筑豊鉄道 伊田線 直方-田川伊田 往時を偲ぶ のたのたりおがむ彦山川あおみ隊伍むすびて炭車は添うらし 374. のたのたり おがむひこさん がわあおみ たいごむすびて たんしゃはそうらし のたのたり拝む彦山川青み隊伍結びて炭車は添うらし の た のたり …

さすらうこと45億年 天よりくだりて1150年

直方 下境 須賀神社 直方隕石 世界最古の落下目撃事例 言祝く 天降りし貴子の座もどどめくか飛石疾墜 四海にさきがく 373. あめおりし うずみこのざも どどめくか ひせきしっつい しかいにさきがく 天降りし貴子の座も轟くか飛石疾墜 四海に先駆く あめおり …

煤めきてありうつし世もゆめの瀬も

直方 須崎町 開月館 在りし日を偲ぶ 煤けしもさかるおりしにキネマ美しみたびによらしむさすらい人しも 372. すすけしも さかるおりしに きねまいしみ たびによらしむ さすらいびとしも 煤気しも盛る折しにキネマ美しみ度/旅に寄らしむ流離人しも す すけし…

少女すこやかにはぐくむ毒と夢

直方 須崎町公園 芙美子碑 偲ぶ カチューシャの遊びて侘びし木賃宿越す夜も明けぬふみの道やも 371. かちゅーしゃの すさびてわびし きちんやど こすよもあけぬ ふみのみちやも カチューシャの遊びて侘びし木賃宿越す夜も明けぬ文の道やも かちゅーしゃの す…

日清貿易研究所 功も屍も紙一重の夢

直方 向野堅一記念館(鞍手郡新入村生まれ) 氏の芳友を悼む 清朝ににじむにき日の夕立ちて秀づ兄らは夜露に果てにき 370. しんちょうに にじむにきひの ゆうだちて ひいづあにらは よつゆにはてにき 清朝に滲む和日の夕立ちて秀づ兄らは夜露に果てにき しん…

三太立志伝の瑞兆は海軍払い下げ鉱にあり

直方 新町 直方歳時館(旧堀三太郎邸) 言祝く 地の子らの万福結びし瀟家こそ三太の放りける御徳なるらし 369. ちのこらの まんぷくむすびし しょうかこそ さんたのほりける ごとくなるらし 地の子らの万福結びし瀟家こそ三太の放りける御徳なるらし ち のこ…

偉丈夫の緑青づきて星凍てつ

直方 殿町 多賀町公園 貝島太助像 偲び言祝く 魁なりと聞く貝島の祖はひづち郷のわらべを見守りつつわす 368. かいなりと きくかいじまの そはひづち さとのわらべを みもりつつわす 魁なりと聞く貝島の祖は漬ち/泥打ち郷の童を見守りつつ座す かいなり と …

今は駅前 昔は道沿い 嵩つむ歴史そ名も語る

直方 ふるまち通り 古町商店街 言祝く 世はふれど降らざる路の丸なりの千尋の傘のふるびやはする 367. よはふれど ふらざるみちの まるなりの ちひろのかさの ふるびやはする 世は経れど降らざる路の丸なりの千尋の傘の旧びやはする よはふれど ふ らざるみ…

多賀つ神も見まくいざなう陸蒸気

直方 御館橋 往時の眺めを偲ぶ 出つ入りつしばし廻らす転車台高く見やるも遠ちの煙なれ 366. でついりつ しばしめぐらす てんしゃだい たかくみやるも おちのけむなれ 出つ入りつ暫し廻らす転車台高く見やるも遠ちの煙なれ でついりつ しば しめぐらす て ん…

おらが町の 廃るべきかは 元文元年

直方 長崎街道沿いの町(1736年より) 町年寄 庄野仁右衛門を偲ぶ のぼりくだり往来盛る街村にたぐる功徳の仁の字なるめり 365. のぼりくだり おうらいさかる がいそんに たぐるくどくの にのじなるめり 上り下り往来盛る街村に手繰る功徳の仁の字なるめり …

南朝ゆかりの地名なるか

筑前国 直方 由緒を言祝く 赤心の胆気や猛りがちなるか おのこますらは皇方にたつ 364. せきしんの たんきやたけり がちなるか おのこますらは のうがたにたつ 赤心の胆気や猛り勝ちなるか 男益荒は皇方に立つ せきしんの た んきやたけり が ちなるか お の…

昔めくたたずまい 趣向こらする車寄せも ついに姿をほどかれたり

筑豊本線 直方駅 旧駅舎 偲ぶ 明治の血 湛えたる屋がまえゆり祖の手しのぶ乗り合い御殿 363. めいじのち たたえたるおく がまえゆり おやのてしのぶ のりあいみあらか 明治の血 湛えたる屋構えゆり祖の手偲ぶ乗り合い御殿 めいじのち た たえたるおく が ま…

寿像あつらう黒田支藩の表玄関

筑豊本線 直方駅 新駅舎 言祝く おのこみの頑健ひとつ湛わしくかいなひらきて往来に立つ 362. おのこみの がんけんひとつ たたわしく かいなひらきて おうらいにたつ 男身の頑健一つ湛わしく腕開きて往来に立つ おの こみの が んけんひとつ た たわしく か…

異議あらば 首をかけよと 黒田武士

筑前 豊前 国境の山 福智山 黒田家臣 鷹取城主 母里友信の逸話を偲ぶ 祈む富士に後れはとらぬ岳なりと太兵衛の愛ずる福智山かも 361. のむふじに おくれはとらぬ がくなりと たへえのめずる ふくちやまかも 祈む富士に後れは取らぬ岳なりと太兵衛の愛ずる福…

浮かぶは太助のつらがまえ

直方 遠賀川 川筋気質 先つ兄らを偲ぶ 川筋のたまのおは先駆けの鯉 遠賀に逆えてのぼり龍らし 360. かわすじの たまのおはさき がけのこい おかにさかえて のぼりたつらし 川筋の玉の緒は先駆けの鯉 遠賀に逆えて/栄えて登り立つ/昇り龍らし かわすじの た …

侘びのこり よすがらありや ナイアガラ

直方 のおがた夏まつり 花火大会 言祝く 宵うかつ玉の爆ぜては画眉たらし遠賀の水面にののめく夏よ来 359. よいうかつ たまのはぜては がびたらし おかのみなもに ののめくなつよこ 宵穿つ 玉の爆ぜては画眉垂らし遠賀の水面にののめく夏よ来 よいうかつ た …

咲かば散れ 父こそなぐさめ 己つ故に

直方 中ノ島公園 春を言祝く さくら花たたなわり靄がかる洲に遠賀の水ものたりまつろう 358. さくらばな たたなわりもや がかるしまに おんがのみずも のたりまつろう 桜花畳なわり靄がかる洲に遠賀の水ものたり順う さくらばな た たなわりもや が かるしま…

屋にたてば 遠賀彦山 もろがかえ

直方 中ノ島 遠賀川水辺館 言祝く のぞき見るおかの館の硝子ごしたがい見つむるととのこひとのこ 357. のぞきみる おかのやかたの がらすごし たがいみつむる ととのこひとのこ 覗き見る陸の館の硝子越し互い見つむる魚の子人の子 の ぞきみる お かのやかた…

天つ水ゆ 地のうずみこは安宅を追われたり

直方 阿高神社 先人の労を偲ぶ 呑む水のおそれを昔語りたる阿高の宮そ堰しとどむる 356. のむみずの おそれをむかし がたりたる あたかのみやそ せきしとどむる 呑む水の恐れを昔語りたる阿高の宮そ堰し止むる/留むる の むみずの お それをむかし がた りた…

臨時列車も走る直方五日市発祥の社

直方 庚申社 猿田彦大神に奉る 月替えの五日の市のたまほこのおがみてしかのののの猿さま 355. つきかえの いつかのいちの たまほこの おがみてしかの のののさるさま 月替えの五日の市の玉鉾の拝みてしかのののの猿様 つきかえの いつかのいちの た まほこ…

国生みの二柱に斎く招霊の古木

直方 多賀公園 黄玉樹(おがたまのき) 言祝く 橋ふめば鳥の逃げたつ野路の奥おがたまのきは佇まいつつ 354. はしふめば とりのにげたつ のじのおく おがたまのきは たたずまいつつ 橋踏めば鳥の逃げ発つ野路の奥 黄玉樹は佇まいつつ はしふめば とりのにげ…

会議所の鳴る音を百とせ逆巻けば響くは怒号か豪笑か

直方 石炭記念館(旧筑豊石炭鉱業組合直方会議所) 炭鉱王らを偲ぶ 胸三寸 飲めば事成し顔にみる太助の魄のこもりあらぬかも 353. むねさんずん のめばことなし がおにみる たすけのはくの こもりあらぬかも 胸三寸 飲めば事成し顔に見る太助の魄の籠り在ら…

加牟豆美の嘆きたまうや擲桃祭

直方 多賀神社 伊邪那岐大神、伊邪那美大神に奉る 国生みしののの祖御におとなわば多賀の社の桃やいろなる 352. くにうみし のののおやごに おとなわば たがのやしろの ももやいろなる 国生みしののの祖御に訪わば多賀の社の桃や色成る くにうみし の ののお…

籠もり処はうち棄ててけむ春菜狩り

直方 遠賀川 春を言祝く 花菜むらたましかば春霞たつ遠賀の土手はのどかならまし 351. はななむら たましかばはる がすみたつ おんがのどては のどかならまし 花菜群玉敷かば春霞立つ遠賀の土手は長閑ならまし はななむら た ましかばはる が すみたつ お ん…

熊鰐に見せたき化学の狼煙

八幡西区 黒崎 三菱化学 紅白煙突 言祝く 赤く白くまとう祝きいろのろし傘 蒼な天つき熊の地に立つ 350. あかくしろく まとうほきいろ のろしがさ あおなあめつき くまのちにたつ 赤く白く纏う祝き色狼煙傘 蒼な天突き熊の地に立つ あかくしろ く まとうほき…

けんか山よと 鉦太鼓 舁きものぼする 回し練り

八幡西区 黒崎 黒崎祇園山笠 言祝く 沓の音の路にあふれてはさかり鳴る響鼓の宵よ今日こそよらめ 349. くつのとの ろにあふれては さかりなる きょうこのよいよ きょうこそよらめ 沓の音の路に溢れては盛り鳴る響鼓の宵よ今日こそ寄らめ く つのとの ろ にあ…

大坂の桐は絶えにき 元和偃武

八幡西区 黒崎城 元和元年(1615年)廃城 偲ぶ 海べりの九郎の城はさながらに桐の花をなみはかなくなりにき 348. うみべりの くろうのしろは さながらに きりのはなをなみ はかなくなりにき 海縁の九郎の城は宛らに桐の花を無み果無くなりにき うみべりの く…

スペースワールド 享年二十七

北九州市 八幡東区 スペースワールド 偲ぶ 次いつつ舗道へ据え立つは饗花火狩るどちの縄張り 347. すがいつつ ペーブメントへ すえだつは あえはなびかる どちのなわばり 次いつつ舗道へ据え立つは饗花火狩るどちの縄張り す がいつつ ぺ ーブメント え す …

上古のあらまし つち名は語る

北九州市 八幡東区 枝光 地名の由緒を言祝く 筑紫路に行幸むかうる大禧よと縁を枝にかけ熊鰐は待ち兼ね 346. つくしじに みゆきむかうる だいきよと えにをえにかけ わにはまちかね 筑紫路に行幸迎うる大禧よと縁を枝に掛け熊鰐は待ち兼ね つ くしじに み ゆ…

おおけなき影 いにしえのじゅうのごと

JR九州 戸畑駅 北口 言祝く 渡し場の道にそびゆる大傘は薔薇くれないに突跨してわす 345. わたしばの みちにそびゆる たいさんは ばらくれないに とっこしてわす 渡し場の道に聳ゆる大傘は薔薇紅に突跨して座す わたしばの みちにそびゆる た いさんは ば ら…

くきの海わたる神 戸畑若松 どちの事代主

北九州市 若戸大橋 言祝く 白妙の波頭のわかつ陸々におわすえびすも渡しあうらし 344. しろたえの はとうのわかつ おかおかに おわすえびすも わたしあうらし 白妙の波頭の分かつ陸々に御座す恵比須も渡し合うらし し ろたえの は と うのわかつ お か おか…

中ノ島も大橋も熊鰐御の澪もながめてけむ

北九州市 若松区 高塔山 展望台 言祝く 目や晴るる海処の景を時じくに懸くるやぐらよ立たなのぼらな 343. まやはるる うみがのけいを ときじくに かくるやぐらよ たたなのぼらな 目や晴るる海処の景を時じくに懸くる櫓よ立たな登らな まや はるる う みがの…

海面に踊るは熊鰐と戯れし波の末

洞海湾 くきのうみ 言祝く 熊鰐の去来を見てし曩古より澪の絶えざる胎母の海なれ 342. くまわにの きょらいをみてし のうこより みおのたえざる はらものうみなれ 熊鰐の去来を見てし曩古より澪の絶えざる胎母の海なれ く まわにの き ょらいをみてし のう …

熊鰐命、なる

崗の県主の祖 熊鰐 誓ふ くすみなき真青とひらくわたのはらに似たるまことの祖つ神なれ 341. くすみなき まさおとひらく わたのはらに にたるまことの おやつかみなれ くすみなき真青と開く海原に似たる誠の祖つ神なれ く すみなき ま さおとひらく わ たの…

水天、なる

壇ノ浦にほどけしおさなみかど 安徳天皇 誓ふ くしはみづらとしはわずかに晏駕へて千代に祀らるる水天さまなれ 340. くしはみづら としはわずかに あんがへて ちよにまつらるる すいてんさまなれ 髪は美豆良 齢は僅かに晏駕経て千代に祀らるる水天様なれ く …

榊姫命、なる

平家のまかたち おみなやまいの救い神 榊姫 誓ふ おみなこの錆びなばいつき快癒さし祈念たまわる比売し神なれ 339. おみなこの さびなばいつき かいゆさし きねんたまわる ひめしかみなれ 女子の錆びなば傅き快癒さし祈念賜る比売し神なれ おみなこの さ び…

天満大自在天神、なる

天神 菅原道真 誓ふ 御祟りに朝衣の君も寝覚め悪しみ北野に祀る天神さまなれ 338. みたたりに ちょういのきみも ねざめあしみ きたのにまつる てんじんさまなれ 御祟りに朝衣の君も寝覚め悪しみ北野に祀る天神様なれ み たたりに ち ょういのきみも ねざ め…

大宜都比売神、なる

五穀養蚕の神 大宜都比売 誓ふ 生おしたる下々の糧にも艶めかし日めくりめぐむ食の神なれ 337. おおしたる げげのかてにも つやめかし ひめくりめぐむ うけのかみなれ 生おしたる下々の糧にも艶めかし日捲り恵む食の神なれ おお したる げ のかてにも つ や…

豊受大神、なる

外宮の度相に坐す神 豊受比売 誓ふ 伽こいし陽貴のかたえに庇恵あれとめしあげらるる御饌の神なれ 336. とぎこいし ようきのかたえに ひけいあれと めしあげらるる みけのかみなれ 伽請いし陽貴の傍に庇恵在れと召し/飯上げらるる御饌の神なれ と ぎこいし …

興玉神、なる

皇大神宮大宮所の地主神 猿田彦か大田命か 興玉神 誓ふ 追分に来ては去りゆくたまのおの仮庵にも添う道の神なれ 335. おいわけに きてはさりゆく たまのおの かりおにもそう みちのかみなれ 追分に来ては去りゆく玉の緒の仮庵にも添う道の神なれ お いわけに…

誉田別尊、なる

八幡神 応神天皇 誉田別 誓ふ 帆船たて向くる新羅のわたはらみ日長く寝ぬる八幡神なれ 334. ほぶねたて むくるしらぎの わたはらみ けながくいぬる やはたのかみなれ 帆船立て向くる新羅の海原回/孕み日長く寝ぬる八幡神なれ ほ ぶねたて む くるしらぎの わ…

息長帯比売命、なる

聖母 神功皇后 息長帯比売 誓ふ 沖つ海永けき生みの垂乳女は尚武も慕う比売し神なれ 333. おきつうみ ながけきうみの たらちめは しょうぶもしたう ひめしかみなれ 沖つ海永けき生みの垂乳女は尚武も慕う比売し神なれ おき つうみ なが けきうみの たら ちめ…

日本武尊、なる

小碓命 白鳥の皇子 倭建 誓ふ やさ御衣をまといかたきをたちしずめける白鳥のますら御子なれ 332. やさみそを まといかたきを たちしずめ けるしらとりの ますらみこなれ 優御衣を纏い敵を絶ち鎮めける白鳥の益荒御子なれ や さみそを まと いかたきを た ち…

神日本磐余彦命、なる

初代天皇 神日本磐余彦 誓ふ 紘八方一つ家となす令しけば和となす国の一の君なれ 331. こうはちえ ひとつやとなす れいしけば わとなすくにの いちのきみなれ 紘八方一つ家と為す令敷けば和と為す国の一の君なれ こ うはちえ ひ とつやとなす れ いしけば わ…

宇迦之御魂神、なる

穀物神 稲荷神 宇迦之御魂 誓ふ かうる食はのえふす嘉禾のみたからとましろにかしく稲荷神なれ 330. かうるけは のえふすかかの みたからと ましろにかしく いなりがみなれ 代うる食は偃す嘉禾の御宝と真白に炊く稲荷神なれ かう るけは の えふすかかの み…

市杵島姫命、なる

田島 辺津宮の比売 市杵島姫 誓ふ 斎みあれば近つ湊に来立ち召し島へつ見やる比売のすえなれ 329. いみあれば ちかつみなとに きたちめし しまへつみやる ひめのすえなれ 斎み在れば近つ湊に来立ち召し島辺津見やる比売の末なれ い みあれば ち かつみなとに…

湍津姫神、なる

大島 中津宮の比売 湍津姫 誓ふ 中つ海にたどほく浮ける玉体もつぶらかにます比売のなかなれ 328. なかつみに たどほくうける ぎょくたいも つぶらかにます ひめのなかなれ 中つ海にたどほく浮ける玉体も円らかに坐す比売の中なれ なかつみに た どほくうけ…

田心姫神、なる

沖ノ島 沖津宮の比売 田心姫 誓ふ 沖津ゆりたまゆらさかる御座船に稜威わたらす比売のかみなれ 327. おきつゆり たまゆらさかる ござぶねに りょういわたらす ひめのかみなれ 沖津ゆり玉響離る御座船に稜威渡らす比売の上なれ おきつゆり た まゆらさかる ご…

宗像三女神、なる

天孫奉り祭らるる三女神 道主貴 宗像神 誓ふ むす波の並みの果てしにかしこめばたまも潮つく海つ比売しなれ 326. むすなみの なみのはてしに かしこめば たまもしおつく みつひめしなれ 生す波の並みの果てしに畏めば珠も/玉裳潮漬く海つ比売しなれ む すな…

住吉三神、なる

海の三柱 住吉神 誓ふ 澄みの江にみたまおきてはよるへにも潮けぶりたつ海つ柱なれ 325. すみのえに みたまおきては よるへにも しおけぶりたつ みつはしらなれ 澄みの江に御魂置き/招きては寄る辺/舳にも潮煙立つ海つ柱なれ す みのえに み たまおきては よ…