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折句三昧

土地を讃め 神を讃め よすがしるべの 折句うた

坂を開きて死を賜る

山手線 目黒駅 権之助坂 説話 中目黒村名主 菅沼権之助を偲び、坂を言祝く 人がため苦役やわらぐ緩勾路ひらきとどむる名主の功徳 060. ひとがため くえきやわらぐ かんこうろ ひらきとどむる なぬしのくどく 人が為苦役和らぐ緩勾路開き留むる名主の功徳 ひ…

皇后さまのねむの庭

山手線 五反田駅 ねむの木の庭 かしこみ言祝く ねむ花児匂えばあなたやすらがんせめてひと枝おくらまほしを 059. ねむはなご におえばあなた やすらがん せめてひとえだ おくらまほしを 合歓花児匂えば彼方安らがんせめて一枝贈らまほしを ねむはな ご にお…

目黒川の水難さけて丘にます

大崎鎮守 居木神社 由緒を言祝く 丘はらにおわすやしろのさきがけは雉子ノ宮とそゆるぎ橋に聞く 058. おかはらに おわすやしろの さきがけは きじのみやとそ ゆるぎばしにきく 丘腹に御座す社の魁は雉子ノ宮とそ居木橋に聞く お かはらに お わすやしろの さ…

尾ひれづく助太刀の安兵衛

江戸郊外戸塚村 高田馬場の決闘 堀部武庸(堀部安兵衛)を偲び「たかたのばば」を言祝く 武庸が加勢つかえし太刀しごと のばしつたうる晩は歳暮 「たか『だ』のばば」を言祝く 武庸が加勢つかえし伊達すがた のばしつたうる晩は歳暮 057. たけつねが かせい…

日本の航空発祥の地

所沢航空記念公園 遠つ兄らを偲ぶ 飛ばましの嚆矢をしのび路をふめば座す銀翼も若ぶ空かも 056. とばましの こうしをしのび ろをふめば ざすぎんよくも わかぶそらかも 飛ばましの嚆矢を偲び路を踏めば座す銀翼も若ぶ空かも と ばましの こ うしをしのび ろ …

逢いたいと燃やす情けが身を焦がし

東京都史跡 鈴ヶ森刑場 土地に言祝き刑死者に祷る 逢瀬なす火はままならず恋の性 八百屋お七も身を焼かれたり 055. おうせなす ひはままならず こいのさが やおやおしちも みをやかれたり 逢瀬為す火は儘ならず恋の性 八百屋お七も身を焼かれたり おうせな …

肥後の勘五郎は石工なり

八女市上陽町 洗玉眼鏡橋 遠つ祖の心を偲び、名橋を言祝く 私貨をよせ万代の遺産願いし義 賀せばひふみよ名工の掛く 054. しかをよせ ばんだいのいさん ねがいしぎ がせばひふみよ めいこうのかく 私貨を寄せ万代の遺産願いし義 賀せば ひふみよ名工の掛く …

製鉄の駅にジュラ紀の落し物

鹿児島本線 八幡駅 旧駅舎の自然史博物館を偲ぶ やわらかき肌を噛み裂く太古竜アロサウルスは宿を替えたり 053. やわらかき はだをかみさく たいこりゅう あろさうるすは やどをかえたり 柔らかき肌を噛み裂く太古竜アロサウルスは宿を替えたり や わらかき …

歳松の二張りばかりのこりけり

曲里の松並木 長崎街道 黒崎宿 往古の松にかしこみ、あたらしき並木に言祝く 洞海を路の背に負えば先にまつ樹々は曲里の並木なりけり 052. くきのうみを ろのせにおえば さきにまつ きぎはまがりの なみきなりけり 洞海を路の背に負えば先に待つ樹々は曲里の…

ポツダム宣言受諾10日前の殉職者

豊後森機関庫 昭和二十年八月四日 殉職された職員三氏を悼む そは遺聞 國が末期もあかしけり火きずとどむるコンクリの肌 051. そはいぶん くにがまつごも あかしけり かきずとどむる こんくりのはだ フル漢字 そはい ぶん くにがまつ ごも あかしけ り かき …

大鯉泳ぐ童話祭

大分県 玖珠町 童話祭 言祝く ちのゆかり祭りし春暮すえずえの苦なきを願いみやるととの子 050. ちのゆかり まつりししゅんぼ すえずえの くなきをねがい みやるととのこ 血/地の縁祭りし春暮末々の苦なきを願い見遣る魚の子 ち のゆか り ま つれるしゅん …

吊り掛けうなる黒筑の路

筑豊電鉄 言祝く ちんちんごう雲を追いつつ歩をつめて謡は妙音つりかけ詣で 049. ちんちんごう くもをおいつつ ほをつめて うたはみょうおん つりかけもうで ちんちんごう雲を追いつつ歩を詰めて謡は妙音吊り掛け詣で ち んちんごう く もをおいつ つ ほ を…

人の築きし筑豊富士

飯塚 旧住友忠隈炭鉱ボタ山 筑豊富士に祖を偲び言祝く 煤まとい母らがふるいわけばいづボタをつむ丘富士とそびゆる 048. すすまとい ははらがふるい わけばいづ ぼたをつむおか ふじとそびゆる 煤纏い母らが振るい分けば出づボタを積む丘富士と聳ゆる すすま…

祖つ兄は高塔山の中腹に祀らるる

若松 軍艦防波堤 涼月、冬月、柳の三艦にかしこみ慰む 津は響すさぶも越さず艦が垣逝きつ沈みつ八千代をつなぎ 047. つはひびき すさぶもこさず ふねがかき ゆきつしずみつ やちよをつなぎ 津は響荒ぶも越さず艦が垣逝きつ沈みつ八千代を繋ぎ つ はひび き …

夏休みのあのあかつきはうつつか夢か

筑豊本線 遠賀川橋梁 あかつき3号 少年期のおぼろな記憶をいぶかしむ なおくらき川辺かげのぶまつとりはあかつきかけてわたるをみたか 046. なおくらき かわべかげのぶ まつとりは あかつきかけて わたるをみたか 尚暗き川辺影伸ぶ待つ鳥はあかつき駆けて渡…

2016年 ブログ開設時ドキュメントによせて

千歳折句を称して 「千歳折句」業平より千年のちの折句なれば 宣たてし材を編みこみ置きなやみ律をととのえくくる歌なり 「折句三昧」詠むは折句のみ 御名折る律句ばかりをくくりおく慚無きことの毎度なるとて 「奉公歌」土地の神さまへのささげもの ほこり…

北の都に広軌を延ばし

2016年3月26日 新青森-新函館北斗 開業 言祝く 新進とあけし国北 大名立て 詣でたきは来 稜地が威神 043. しんしんと あけしこくほく おおなだて もうでたきはこ りょうちがいしん 新進と開けし/明けし国北 大名立て 詣でたきは来 稜地が威神 しん しん と …

犬が好き? 猫が好き?

詠題 猫派か犬派か 沓冠にこたえをひそむ 遺漏なき主に牙なす頑物も好けばわが真子来ませともに寝 042. いろうなき ぬしにきばなす がんぶつも すけばわがまこ きませともにね 遺漏なき主に牙なす頑物も好けば我が真子 来ませ共に寝 い ろうな き ぬ しにき…

日々は豊かに涙は深く

詠題 卒業 折り詠む 双眸に露あふるるも僥倖ぞよき日の多く得ればこそ染め 041. そうぼうに つゆあふるるも ぎょうこうぞ よきひのおおく うればこそしめ 双眸に露溢るるも僥倖ぞ 良き日の多く得ればこそ染め そ うぼうに つ ゆあふるるも ぎ ょうこうぞ よ …

時じくに甘き銘菓の上田かな

信州銘菓 みすゞ飴 言祝く みあかしの透きて灯るや瑞糖菓 甘味とりどり目にも麗し 040. みあかしの すきてともるや ずいとうか あまみとりどり めにもうるわし 御灯の透きて灯るや瑞糖菓 甘味とりどり目にも麗し み あかしの す きてともるや ず いとうか あ…

東京四景

四様に折れば四様の景色 第一景 とうきょうスカイツリー(旧業平橋)駅に業平を偲ぶ 時千歳うてば東夷もきなれしか詠み名とどめしうつりかぶれど 第二景 羽田空港を言祝く うみどりのよく飛びたつか旗手たてて打てば羽だつ渡界のつばさよ 第三景 東京タワー…

けやき並木の八幡太郎

府中 大国魂神社参道 大国主さまにかしこみ義家公を偲ぶ 鬨にぎし馬場参道 来てまみゆよき日よき地 祈うもののふ 035. ときにぎし うまばさんどう きてまみゆ よきひよきつち うけうもののふ 鬨賑し馬場参道 来て見ゆ 善き日善き地 祈う武士 と きにぎ し う…

江戸を引き継ぐ国つ都

江戸 東京 言祝く 徳川の移りこしより今日日までよくも栄ゆるうるわし国都よ 034. とくがわの うつりこしより きょうびまで よくもさかゆる うるわしこくとよ 徳川の移り来しより今日日までよくも栄ゆる麗し国都よ と くがわの う つりこしより き ょうびま…

大久保卿の謀りごと

東京 縁起 由緒を偲び、「東京」を著書に顕した佐藤信淵翁、江戸改称を建言した大久保利通卿を言祝く 時に文政謳いし思家の記する名を由と纏える美し都よ 033. ときにぶんせい うたいししかの きするなを よしとまとえる うましみやこよ 時に文政謳いし思家…

豊後の鯉はゆゆしく肥ゆ

久大本線 豊後森駅 玖珠町の童話祭を言祝く 右文左武ねがえば端午 空も土も言祝きてあり玖珠川の鯉 032. うぶんさぶ ねがえばたんご そらもつちも ことほきてあり くすがわのこい 右文左武願えば端午 空も土も言祝きて在り玖珠川の鯉 うぶんさ ぶ ねがえばた…

高井戸宿は遠かりき

内藤新宿 縁起 祖を偲び言祝く 道とおくわずらいおぼゆ甲州路 民のせいがん駅とひらけし 031. みちとおく わずらいおぼゆ こうしゅうじ たみのせいがん えきとひらけし 道遠く煩い覚ゆ甲州路 民の請願 駅と開けし みちとお く わずらいおぼ ゆ こうしゅう じ…

比売と磯良とふたつの珠

海の中道 奈多 神功皇后伝承 説話を言祝き、阿曇磯良神、潮盈珠、潮乾珠にかしこむ ちはやぶる神に玉借る奈多の浦みのりたまうや姥がいさおし 030. ちはやぶる かみにたまかる なたのうら みのりたまうや うばがいさおし 千早振る神に玉借る奈多の浦実り給う…

江戸城の鬼門を守る神やしろ

平成27年 神田明神遷座400年にことよせて 一乃宮 大己貴さま 二乃宮 少彦名さまを言祝く おさめ鉾おきて語らひなすきずな結び紐とく地を国となす 三乃宮 平将門さまを言祝く 国が獅子美鬣いさおな牙貌なり爪は捕り方鉤は狩り方 大己貴さまの説話を言祝く 陸…

みちのくにうらやましきことひとつあり

青森りんごジュース シャイニー 言祝く 甘酸いの澱をあわれともよおせば林檎汁菓の数すすりけり 025. あますいの おりをあわれと もよおせば りんごじゅうかの かずすすりけり 甘酸いの澱をあわれと催せば林檎汁菓の数啜りけり あ ますいの お りをあわれと …

猿女御の舞いて暇なき中つ国

天照大神 岩戸隠れ 神記を偲ぶ あかさずもままたるままを手あませば楽たる鼓笑隙をはしらす 024. あかさずも ままたるままを てあませば らくたるこしょう すきをはしらす 開かさずも儘たる儘を手余せば楽たる鼓笑隙を走らす あ かさずも ま またるままを て…

ふるさとは親の情けとおぼえけり

日本国 首都 東京 世の親と子を思う 時うれば憂き世ふりすて郷里へとよらせたまえと姥はねがえど 023. ときうれば うきよふりすて きょうりへと よらせたまえと うばはねがえど 時得れば憂き世振り捨て郷里へと寄らせ給えと姥は願えど と きうれば う きよふ…

お玉ヶ池に身を捧ぐ

総武線 秋葉原駅 岩本町 お玉ヶ池種痘所 往時を偲び後世を言祝く 姉が池 奇患克する白眉たち万禍ふみこす蘭学のすえ 022. あねがいけ きかんこくする はくびたち ばんかふみこす らんがくのすえ 姉が池 奇患克する白眉立ち万禍踏み越す蘭学の末 あ ねがいけ …

気好しの雛は血をつなぎ

山手線 鶯谷駅 根岸の古庵を偲ぶ 歌うたう人も召しあぐ肺やまい雛ほととぎす馴れぬあいだに 021. うたうたう ひともめしあぐ はいやまい ひなほととぎす なれぬあいだに 歌詠う人も召し上ぐ肺病 雛 杜鵑 / 不如帰 / 子規 馴れぬ間に うたうた う ひともめし…

冷水峠なじみの寝台特急

寝台特急あかつき3号 筑豊本線 桂川-原田 往時を偲ぶ 橙汽車は瑠璃の朝焼け馳せまとい清けき川瀬轟と渡らん 020. だいきしゃは るりのあさやけ はせまとい さやけきかわせ ごうとわたらん 橙汽車は瑠璃の朝焼け馳せ纏い清けき川瀬轟と渡らん だ いきしゃは …

赤電車 去り足ばかりはやかりき

西鉄北九州線 砂津 - 黒崎駅前 1992年10月24日 廃止 終の日を思う 過ぎしともなおなつかしき終の朝 埋けし轍路鈍とひかめく 019. すぎしとも なおなつかしき ついのあさ いけしわだちろ にびとひかめく 過ぎしとも尚懐かしき終の朝 埋けし轍路鈍とひかめく …

飛ぶ鳥おとす狩り手の鑑

寝台特急 はやぶさ 東京-西鹿児島 名によせて猛禽を言祝く 飛び来ざま討ちし鉤あし禽夜叉児 黄泉おくりしか穿ちほふるに 018. とびきざま うちしかぎあし きんやしゃご よみおくりしか うがちほふるに 飛び来様討ちし鉤足禽夜叉児 黄泉送りしか穿ち屠るに …

北斎の描きもらし

寝台特急 富士 東京-西鹿児島 名によせて名峰を言祝く 参らせと衆生いざなう御粧雪 四海にはえよ日本の威峰 017. まいらせと しゅじょういざなう ごしょうゆき しかいにはえよ にほんのいほう 参らせと衆生誘う御粧雪 四海に映 / 栄えよ日本の威峰 ま いら…

太助太吉に敬一郎 炭鉱王のにらみあい

直方 石炭記念館(旧筑豊石炭鉱業組合直方会議所) 往時を偲ぶ 閑をみた組合普請が今もなお過ぎし栄華の匂いを伝う 016. ひまをみた くみあいぶしんが いまもなお すぎしえいがの においをつたう 閑を見た組合普請が今も尚過ぎし栄華の匂いを伝う ひまをみ …

かっぱ地蔵は封じの地蔵

戸畑 若戸渡船 若松 高塔山 かっぱ地蔵 言祝く 渡らせよ河童の地蔵まつりしと伝えに聞けばゆかしかの方 015. わたらせよ かっぱのじぞう まつりしと つたえにきけば ゆかしかのかた 渡らせよ河童の地蔵祀りしと伝えに聞けばゆかし彼の方 わ たらせよ か っぱ…

1901年11月18日 官営八幡製鉄所開業

八幡 東田 八幡製鉄所 起業祭 言祝く 子月の日 物見衆生が山をなしはゆる引き札たれ起業祭 014. ねづきのひ ものみしゅじょうが やまをなし はゆるひきふだ たれきぎょうさい 子月の日 物見衆生が山を為し映ゆる引き札たれ起業祭 ねづきの ひ ものみしゅじょ…

榊内侍は平家の姫なれ

永犬丸 榊姫神社 言祝く 隠らるる姫がこいざまおみなこのこしけのやまいすくわせたまえ 013. かくらるる ひめがこいざま おみなこの こしけのやまい すくわせたまえ 隠らるる姫が請いざま女子の帯下の病救わせたまえ かくらる る ひめがこいざ ま おみなこ …

逃げ馬はケヤキの糧と果てにけり

府中 東京競馬場 言祝く 伏しおる知謀が駒も行き初むか馬影かくるる欅のむこう 012. ふくしおる ちぼうがこまも ゆきそむか うまかげかくるる けやきのむこう 伏し居る知謀が駒も行き初むか馬影隠るる欅の向こう ふ くしおる ち ぼうがこまも ゆ きそむか う…

産炭地に紫山あり

中間 香月 椋枝 大辻炭鉱ボタ山 遺跡に祖を偲ぶ 嵩立つは土にあらずと聞きし山 草に埋もるか父祖がいさお名 011. かさだつは つちにあらずと ききしやま くさにうもるか ふそがいさおな 嵩立つは土にあらずと聞きし山 草に埋もるか父祖が功名 か さだつは つ…

牛頭天はわれのことかと須賀の神

小倉 八坂神社 祇園祭 言祝く 夏まてば八坂祇園の鉦太鼓 打てば猛しく灼けよむなばら 010. なつまてば やさかぎおんの かねたいこ うてばたけしく やけよむなばら 夏待てば八坂祇園の鉦太鼓 打てば猛しく灼けよ胸腹 なつまてば やさかぎおんの かねたい こ …

胃腑 空なればサニー喰うなり

黒崎 シロヤベーカリー サニーパン 言祝く くうなれば路にかぐわしきサニーなる貴偉のたまにて腹をぞみたさん 009. くうなれば ろにかぐわしき さにいなる きいのたまにて はらをぞみたさん 空 / 喰う なれば路に芳しきサニーなる貴偉の玉にて腹をぞ満たさん…

街ゆけば旧紀に逆まわし

門司港 言祝く もどりえぬ時世なれどもこのまちのうしろさまへの旅そおかしき 008. もどりえぬ じせいなれども このまちの うしろさまへの たびそおかしき 戻り得ぬ時世なれどもこの街の後ろ態への旅そおかしき も どりえぬ じ せいなれども こ のまちの う …

くぐってまたいで並びかえ

筑豊本線 折尾-中間 四線区間をなつかしむ 海をさす四線のそろえ同じくも離会かさねておましましけり 007. うみをさす しせんのそろえ おなじくも りかいかさねて おましましけり 海を差す四線の揃え同じくも離会重ねて御座しましけり うみをさす しせんの…

むかし駅前に坑夫ありけり

直方 中ノ島 坑夫の像 往時を偲び 今を寂しむ 野に侘ぶる男いさまし頑とたつ 大恃なりせば街にそおかまし 006. のにわぶる おとこいさまし がんとたつ たいじなりせば まちにそおかまし 野に侘ぶる男勇まし頑と立つ大恃なりせば街にそ置かまし の にわぶる …

緑なす黒肌の姫をあつめて梅小路

京都 旧梅小路蒸気機関車館 言祝く 現し世に目通りたまわる黒美嬢 初心とあれかし時代なるもの 005. うつしよに めどおりたまわる こくびじょう うぶとあれかし じだいなるもの 現し世に目通り賜わる黒美嬢 初心とあれかし時代なるもの う つしよに め どお…

わたつみの裾も煤めく炭の濃さ

筑豊本線 若松駅 往時を偲ぶ わたつみは火車ゆきかいて真黒なる塚をそなえし日をおぼゆるか 004. わたつみは かしゃゆきかいて まくろなる つかをそなえし ひをおぼゆるか 海神は火車行き交いて真黒なる塚を供えし日を覚ゆるか わ たつみは か しゃゆきかい…